​田中杏菜 (たなか・あんな)

 1996年、京都府宇治市に生まれる。5歳でヴァイオリンを始め、9歳でロシア・ノヴォシビルスクに留学、マリーナ・クージナ氏に師事。2015年にノヴォシビルスク特別音楽学校を最優秀で卒業後、スペイン・マドリードのソフィア王妃高等音楽院にてザハール・ブロン氏に5年間師事。同音楽院学士課程を2019年に修了、同時に門下生最優秀賞を受賞。現在ドイツのリューベック音楽大学にて、元アルテミス四重奏団ヴァイオリン奏者のハイメ・ミュラー氏に師事。

 2011年ユーリ・ヤンケレヴィチ国際コンクール優勝、2011年クロスターシェンタール国際コンクール第2位、2012年ミュージカル・ウラジオストク国際コンクールにてグランプリ、2013年ルイ・シュポア国際コンクール第2位、2019年ノヴィ・リーグレ・プレミオ・ロータリー第2位など、数々の国際コンクールで入賞。2012年から3年間連続で、ワディム・レーピン奨学生に選ばれる。令和2年度文化庁新進芸術家海外研修生。

 

 2014年、2015年にトランス=シベリア芸術祭(ノヴォシビルスク)に出演、その後ワレリー・ゲルギエフ主催のStars of the White Nights Festival(サンクト・ペテルブルグ)にも招待される。2016年には、トランス=シベリア芸術祭in Japanの東京公演、札幌公演に出演した。室内楽での共演者には、ワディム・レーピン、諏訪内晶子、ミッシャ・マイスキー、ニコライ・ルガンスキー、マリオ・ブルネロ、マキシム・リザノフなどがいる。ソリストとしては、11歳でノヴォシビルスク交響楽団とデビューし、それ以来オムスク交響楽団など、数々のオーケストラと共演している。2022年には、B.ライナース指揮キール管弦楽団と、ブラームスの協奏曲でドイツデビューを飾った。

 これまでにヴァイオリンを、朝山玲子、近藤昌子、M.クージナ、V.ヴォルギン、Z.ブロン、H.ミュラー、室内楽をM.グリャシュ、H.ミュラーに師事。